横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

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曹洞宗の開祖である道元禅師は、ひたすら座禅の実践(只管打坐(しかんたざ))を説かれ、非常に厳格な人柄だったという。

この禅師はこう言っている。

「たとい自分の方は道理をもって言い、相手がひがみ根性で曲がったことを言っても、理攻めで相手を言い負かすのは良くない。

また、自分は現に道理と思っているのに、わざと自分の方が間違っているといって退くのも 早まったことだ。

相手を言い負かさず、自分の方も卑屈にならずに、自然に終わるのが望ましい。

相手の道理に外れた言葉を耳に入れぬようにして忘れるならば、相手もこちらの言葉を忘れてくれて、腹を立てることもない。

これが第一に心すべきことである。」、と。