横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

【音声配信】秋篠宮さまが政府の決定をめぐり異例の批判。専門家の見解は▼河西秀哉×木村草太×荻上チキ▼2018年11月30日(金)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)

秋篠宮さまが、天皇の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」への国費支出に疑問を呈した発言が波紋を広げている。

政府は、あくまで国費支出を行う方針を改めて表明すると言う。

「大嘗祭」の宗教的性格による政教分離論争の再燃を避けたいと安倍内閣は考えているが、政府・宮内庁の対応を批判する声が出ている。

秋篠宮さまの発言を受けて、西村康稔官房副長官は30日の記者会見で、

「国費で支弁することがすでに閣議で口頭了解されている」と述べ、 皇室の公費「宮廷費」を支出する考えに変わりないことを強調した。

前回の大嘗祭には約22億5千万円かかった。

秋篠宮さまは「身の丈に合った儀式」に簡素化した上で、天皇家の「私費」にあたる「内廷会計」で賄うべきだとも述べたが、 首相官邸幹部は「内廷費の予算規模では無理。その分、増やすだけのことになり、現実的ではない」と話す。

この秋篠宮さまの発言はごく当たり前のことで不思議なことでもない。また、皇室の行事を皇室の費用でやることも不思議ではない。ただ、安倍内閣はこれを逆に自分たちの業績にしたいといやらしい狙いがあるのだ。そのことを、木村草太はクリヤーに斬っているのが実に気持ちがいい。