今朝のテレビ寺子屋では、ダニエル・カールが講師であった。当然、日本の英語教育の話である。
その中で、初めて聞いた。
英語では、典型的なくずし方が何通りかあると。
特に英語を話す国の人々にとって、特に “T” の発音が邪魔くさいのだそうだ。
<その1>
I want to play baseball.
(~したい)の発音では、「アイ ウォント トゥ プレイ・・・」などと言う外人は一人もいないと言う。すなわち、 “T” が邪魔だと言う。では、外人はどう発音するか?
I wanna play baseball.「アイ ワナ プレイ・・・」 しかも、(トゥ)は聞こえないのだそうだ。
<その2>
I am going to say that.
(~するつもりだ)の発音では、「アイ アム ゴーイング トゥ セイ・・・」ではなく、
I gonna say that. 「アイ ガナ セイ・・・」となる。
<その3>
I have to go there. (~ねばならない)の発音では、「アイ ハフ トゥ ゴウ・・・」ではなく、
I hafta go there. 「アイ ハフタ ゴウ・・・」となる。
<その4>
I have got to go. (~しなければならない)の発音では、「アイ ハブ ゴット トゥ ゴウ・・・」ではなく、
I gotta go. 「アイ ゴッタ ゴウ・・・」となる。
例文を挙げると、
I gotta go! Hang up! (もういかにゃならん!切るぞ!) 映画 スパイダーマン
You’re always gonna be my love. (私が好きなのはいつもあなたで) 宇多田ヒカル ~first love~
など。
私は以前からなぜ、洋画を見て、そのように聞こえるのはなぜだろうと思っていたが、今日初めて、納得した。
要するに、言葉を崩す方法を我々は、中学、高校の英語教育で全く教えてもらえなかった。
これは重要なポイントである。