横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

後進国向けの売り上げが伸びない。なぜだ❓
と、いつも市販グループは迫られる。
分かりきってる話。
高額診断装置は売ってはいけないからだ。
仮に受注できそうな案件があっても、その装置のサービスは代理店でできるのか❓
こんな議論がずーっと続いてきた。
毎月、受注見込み案件を報告する会議があり、サービス部はいつも、その装置の据え付けやら、サービスは誰がやるのか❓とアッサリと潰されてしまう。
私はこのやり取りに向かっ腹が立っていた。
ある時、ODA(政府開発援助)の案件で、フィリピンのマニラにあるハートセンターに循環器装置を納める入札案件があった。
この案件は日商岩井が東芝の装置を担いで、落札した。
機材の受注金額合計は約3億円。
フィリピンにこんな高額な商品が入るのは初めてのことだった。
その月のエックス線定例会議で、早速、このフィリピンの循環器装置据え付けが話題に出た。
サービス部長が、この受注案件に苦言を呈してきた。
どうして、この話を事前に相談しなかったのか❓
そもそも、据え付けサービスはどのように考えているのか❓私はこの発言に、
「据え付けサービスはあなた方の問題でしょう。我々は営業。我々がサービスのことを考えたら、あなた方は何を考えるのですか❓」と反発した。
この反発に、この部長は怒った。
そもそも、この受注は採算が取れているのか❓と言ってきたから、
「計算書を配布しているから、それを見て下さい。ここでは細かい説明は省きます。」と返した。
実は、ODAの入札は、採算が十分に取れるのだ。
言うことが無くなった部長は、しかし、サービス部としては据え付けの技術者が回せるかどうかは約束出来ないと言ってきた。
これにも、私は返した。
「この病院のオープニングには、アキノ大統領が出席の予定だから、東芝からは社長か副社長クラスが出席されることになる。
その時、東芝の据え付けが遅れることは許されない。
万全を期してもらいたい。」
これで部長はぐうの音も出なくなった。

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