南町田杯

息子の郷(9才)は小学4年生。

団地のサッカークラブに所属している。

数年前までは強いチームで、何度も近郊の大会では優勝していたほど。

しかし、団地は驚くほどに、住んでる人達の年齢層が同じく、

あれほど沢山の子供がいたのに、急にいなくなってしまった。

郷のチームは4年の生徒が2人。あとは3年生ばかり。
そのため、遠征試合に出かけても、勝つことはほとんど無い。
子供達がのびのびプレーしているだけでいいと親達は思っている。

実に子供の試合は面白い。
今日は“南町田杯”リ-グ戦最終日。参加チ-ムは6チ-ム。
そして結果はおしくも6位。
郷の名誉のために補足説明すると、この参加チ-ムの中には、現在の横浜市のチャンピョンチ-ムも参加しており、
過去東京都の大会で優勝したことのあるチ-ムも参加しているというほどレベルの高い大会である。

郷が所属するチ-ムも5年前には横浜市で優勝したチ-ム。
ところが、閉会式に“優秀選手”が発表された。
その中に郷の名前も読み上げられた。
郷は前に進み出て賞状を受け取り、嬉しそうな表情で戻って来た。
家に帰った郷はお母さんにコッソリ耳打ちして、
「お母さん、郷君は賞状をもらう時、うれしくて涙が目ににじんできたよ。」