東大寺の大仏

仏様にはいろんな仏があり、我々にはちょっと解りづらい。

そもそも、仏様は悟りを開き、解脱した人という意味があり、身近には4人の如来がいる。
大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来、薬師如来がいる。
観音菩薩、地蔵菩薩などの菩薩は如来に使える修行僧で、まだ、悟りを開いた人だが、解脱していない。
すなわち、釈迦如来に命じられて、人間世界の面倒を見ているのだ。

如来は極楽浄土にいるが、菩薩は輪廻の世界の天上界にいる。すなわち天国にいるのだ。
我々は、  輪廻の世界の人間界にいる。

ちなみに、輪廻の世界は天上界、人間界、修羅界、 畜生界、 餓鬼界、地獄界がある。

ところで、東大寺の大仏は一体どんな如来なのか?
東大寺の大仏は盧舎那仏(ルシャナブツ)といい、大日如来のことである。

盧舎那仏は、宇宙仏である。
盧舎那仏は、時間・空間を超越した存在で、姿・形を持たない。

盧舎那仏 のいる世界を蓮華蔵世界と呼ぶが、まったくの異次元世界である。
盧舎那仏 は自分の毛孔から百千億の分身仏を発出させて、百千億の世界に送り出している。
我々の世界に送り出されたのが、釈迦仏である。

奈良の大仏は、宇宙創造の沈黙の仏であり、だから、とてつもなく大きいのである。