横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

沙耶香語録

沙耶香語録

先日の小学校の運動会で、沙耶香(2才)は徒競走に関心を持った模様。 それまでも買い物に行く時、帰る時、郷(9才)と静香(10才)と競走するというので、 「位置について、ヨ-イ、ドン!!」 と言ってやっていた。 すると沙耶香も一生懸命走った。 …

裁きは神にまかせる

裁きは神にまかせる

野村胡堂の「銭形平次捕物控」には、銭形平次親分が犯人を知っていながら、わざとお目こぼしをしてやる場面がある。 殺された方が、よほどの悪人で、犯人に同情の余地のある場合である。 「花見の仇討」もその一つだ。 平次は子分の八五郎とこんな会話をし …

寒苦鳥の教訓

寒苦鳥の教訓

寒苦鳥はインドのヒマラヤに棲むという。 仏典によく出てくる想像上の鳥である。 この寒苦鳥は巣作りをしない。 ヒマラヤの寒い冬の夜を、寒苦鳥の夫婦はお互いに抱き合って 震えて過ごすのだ。 「ああ、寒い。死にそうに寒い。立派な巣があればこの寒さ …

「南無三」

「南無三」

「ナマス・テー」はインド人のあいさつで、 「おはよう」、「こんにちは」、「さよなら」である。 “ナマス”というのはヒンディー語で「敬礼します」の意。 “テー”というのは「あなた」であるから、「あなたに敬礼します」ということになる。 このヒン …

山を動かす奇跡

山を動かす奇跡

マホメットにこんな伝説がある。 彼は、山を動かすという奇跡をやってみせると公言した。 その奇跡を見んものと、大勢の人が彼の指定した時間に、その場にやって来た。 大勢の見物人を前に、いよいよマホメットが奇跡を演ずる。 彼は遠くの山に向かって、 …

極楽浄土に帰る

極楽浄土に帰る

1212年1月25日、浄土宗の元祖の法然上人は入寂された。 「南無阿弥陀仏」とお念仏をしながら、眠れるがごとくこの世を去って逝かれた。 80歳であった。 法然上人が病床に就かれた時、弟子が質問した。 「極楽往生は確かですか?」 真に無礼な質 …

節分ほか・・・静香の作文

節分ほか・・・静香の作文

節分ほか・・・静香の作文 節分 2月3日(水)に家族みんなで豆まきをしました。 今年は郷君(8歳)が鬼の面をかぶりました。 私は思いっきり豆をぶつけると郷は、 「イタイッ」 と言いながら部屋の中を逃げ回りました。 末っ子の沙耶香(2歳)は下 …

エッチした

エッチした

先週の日曜日は父親参観日。そして翌日は代休で学校は休み。 この時が絶好のチャンスということ。 何が絶好かと言えば、ディズニ-ランドに行くのに、である。 土、日曜日などは混んでいて待ち時間が大変。 ところが、月曜日となれば問題はない。 そこで …

いつの間に

いつの間に

昨夜は少し遅くなって、帰宅は9時半過ぎ。 既にみんなの食事は済んで、郷と沙耶香は寝ていた。 私は食事を済ませ、一休みして12時前に風呂に入った。 私が風呂に入っていると、お母さんに起こされた郷が寝ぼけ顔で入って来た。 郷はシャワ-を浴びなが …

めんどうみてよ、お父さん

めんどうみてよ、お父さん

沙耶香(2才)は絵を描くのが好きな子供。 暇さえあれば画用紙に鉛筆、サインペン、クレヨンで何やら描いている。 特に人の顔をよく描く。 親の欲目でもあるが、目があり、眉があり鼻と口と耳もチャンと描いてある。 当然ながら顔の輪郭は、時として細長 …