面白い話・秘話

三歳の童子でも知っている

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中国・唐の時代の禅僧に道林という人がいた。 この人は、杭州のの秦望山で修業をしていたが、老松の上に巣を造り、その巣の中で座禅していた。 だから、人々は彼に、鳥? 和尚(ちょうかおしょう)と字を付けたという。 この時期、詩…

曲がった松の木

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一休和尚の話である。 一休和尚が旅をしていると、見事に曲がった松の木を見つけた。 そこで、村の衆を集めて、 「誰か、この松をまっすぐに見た者にご褒美をあげよう」、 と投げかけた。 村の衆は、何とか松の木を真っ直ぐに見よう…

白い象は・・・

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白い象は仏教においては、普賢菩薩の乗り物である。 法華経の中には、法華経を深く信仰する人々のために、白象に乗った普賢菩薩が出現し、人々を守護されると書かれている。 ところで、英語でホワイト・エレファントといえば、 ---…

ライバル・・・最澄と空海

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ライバルとは、「競争者、敵手」と悪されているが、もともとラテン語では、 「同じ川の水を共通に使う人」 という意味。 歴史上、ライバルは沢山いる。 平清盛と源義朝(頼朝の父)などがそうだろう。 でも最も面白いライバルは、最…

黄金の輝き

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江戸前期の禅僧に鉄眼道光(1682年没)がいた。 彼は36歳の時、『大蔵経』の刊行を思い立ち、17年かかって6956巻を完成した。 途中、近畿地方に大飢饉が起こり、鉄眼はせっかく集めた刊行資金を投げ出して難民を救った。 …

『例外』のすすめ

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「人間はすべて例外である」 これはロシア哲学のベルジャーエフ(1948年没)の言葉である。 人間はみんな、一人一人がそれぞれの個性を持った存在である。 一人として同じ人間なんかいやしない。 みんな違っているのだ。 違って…

リーダーの資質

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日本ではどんな人が立派なリーダーだろうか? 『単純に結果を出す人』なんて言いそうな気がする。 あるいは、『情熱のある人』と言う人もあろう。 ところが、西洋では、 「リーダーたる者は、自分が統率する部下の人数だけの人生観・…

熊谷次郎直実

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熊谷次郎直実、この人の名前は、知っている人は多いであろう。 義経の軍勢が平家を攻める一ノ谷の合戦において、16歳か17歳の平敦盛(あつもり)をこの直実が討ったのである。 直実はその後人生の無常を感じて出家してしまった。 …

坊さんはなぜ働いてはいけないのか?

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私の大きな疑問の一つは、 「なぜ、釈迦は坊さんが働くことを禁じたのだろうか?」 ということである。 お金の寄付を受けることを禁じている。 すなわち、坊さんがお金で物を買ってはいけないというのだ。 ただ、生きるために、一日…

”いい加減”のすすめ

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日本のある商社が西ドイツの工場に部品の注文をした時の話である。 最初に注文した時の個数が少なかったために、追加注文をした。 その際に、その商社は注文個数を増やすから、追加注文の単価を安くしてくれと交渉した。 それに対して…