私の天使が舞い降りて来た
2014年01月09日
今日は日曜日。
妻は朝から、忙しそうに立ち働いていた。
掃除に洗濯に、朝食の準備。
私はその妻の動きを感じながら、すやすやと寝ていた。
朝の10時過ぎに目を覚まし、おもむろに着替えを始めた。
11時前にはオフィスに行かなければならないから。
妻はそれに合わせて、準備を始めた。
玄関には、妻が用意した生ごみや資源ごみの袋が3個出ていた。
私は一足先に玄関出でて妻を待っていた。
すると、奥からおもむろに妻が出てくる気配。
ところが、そこに現れたのは紛れもない天使であった。
頭の上にはまばゆいばかりの白い輪。
羽は広く広げられていた。
その天使は、私にこう言ってくれた。
「まもなく、あなたの運は開けます」、と。
そして、その天使は、おもむろに靴を履き、玄関から出てきた。
姿は、白いシャツに黒のチョッキ。
ズボンは黒のパンタロン。
その天使は、玄関の踊り場で、少し踊って見せた。
私は、これぞ私の天使だと確信した。
ちなみに、頭の上の白い輪は、蛍光灯のサークライン。
妻は、少しでも私に運を与えるべく、天子の役を務めてくれているのである