風と水
2014年01月10日
生命維持には水は絶対に必要。
風は?
空気が必要という意味では、風は必要。
しかし、これは肉体的生命維持のためである。
風と水には別の機能があるような気がする。
最近、稲を人工で栽培する時、水と栄養と光をうまくコントロールして実験をやったが、なかなか実を結ばない。
そこで、風を流すようにした。
すると、見事に実を結んだのだ。
水も止まった水は腐る。
すなわち、水も風も動いていなければ、そこに住む生物は正常に成長しないのだ。
たえず、自分の周りには流れる風が必要なのだ。
私は風にはほかの要素が流れているような気がする。
風を感じることは何か魂を感じるのだ。
風が、何か情報を流しているような気がする。
風は我々の皮膚を通して何かを伝えてくる。
よどんだ空気の中には何か不気味なものを感じる。
山や海に行ってさわやかな風を感じた時、我々の気持ちはさわやかになり、生気を感じるようになる。
風を通して、魂を感じるのだ。