解釈改憲とは・・・

2014年07月10日


解釈改憲とは、正規の手続によって憲法を改めるのではなく,条文の解釈を改めることで,事実上,規定の内容に,改正された場合と同程度の変更が生じること。変更された解釈が一般に認められるようになった場合を憲法の変遷という。

解釈改憲だけは釈然としない。今までにこの猫は白かったのに、ある日、この猫は黒い猫と言い張ることと同じだ。そこには理屈をつけなければならない。この猫を夜見たら黒猫ではないかというのだ。今まで明るいところで見て普通に白いと言っていたのが突然「夜見たら・・・」という話に変わるのだ。

よく変人が使う手である。頑固者である。しかし、頑固だけならいいが次の狙いがあるから変な理屈をつけるのだ。

こんな理不尽な理屈をつける政治家がいる間は立派な国にはならない。


現在は国際状況が変わったと言う。中国が攻めてきたらどうする?尖閣列島を現に中国が自国と主張している。

仮に島一つ取られても、日本国はつぶれない。しかし、解釈改憲で憲法を時の権力者が解釈を変えていけば、国はつぶれる。近隣諸国からの信頼も失う。

武士の国日本は、正々堂々と主張すればいい。

自民党の政治家にインタビューをしていた。これから徴兵制が義務付けられる法律が出てくるのですか、と。その政治家いわく、そんなことは絶対にない、と声を荒立てた。しかし、解釈改憲を使えばなんでもできる。安倍政権は危険な政権である。