ポコ・ア・ポコと一緒に過ごしてきた皆様にお伝えします。
2000年に横浜青葉区青葉台にパソコン教室を開きました。
当初は、まだ、パソコンの時代が来るが、私たちはどうしようという時代でした。
特に、40代、50代の皆さんにとっては大変な時代でした。
1990年台の初めにバブル経済が弾け、会社倒産が始まりました。
中小企業企業だけでなく、大企業まで倒産になるほど深刻でした。
そのためには企業同士の合併が相次ぎました。
今まで敵同士であった三井銀行と住友銀行が合併するのですから、もう、これからはなんでもありだと感じました。
そのため、労働者の解雇や、新卒の就職難が続きました。
家庭内は深刻でした。
家のローンはあるが、収入は途絶えてしまう。
会社では残業はできない。
だから、それまで禁じていたアルバイトまで許可するほどでした。
会社に入るためにはパソコンはできないとダメだという時代。
かと言って、高校、大学でパソコンをしっかりと教えてくれはしない。
そんな時に、パソコンの教室を始めたのです。
高校生、大学生が来てくれました。
でも、やはり一番多いのは主婦の方々でした。
60歳、70歳の方々も来られたのには、驚きました。
しかし、そんな時代も3年経ったら、状況が変わっていきました。
もう私はパソコンはマスターしたから大丈夫だと言って止められたのではありません。
やはり、パソコンの壁は厚かったようです。
猫も杓子もパソコンをマスターできるほど簡単ではありません。
アビバなどに通った方が、ポコ・ア・ポコに入られ、「ここはいいですね、何度でも質問できるから」と言われたのをよく覚えております。
今でも、その当時の方々とお付き合いをしていますが、「ポコさんのおかげで、年賀状をパソコンで作ることができました」と言われるときは、本当に嬉しく思います。
キミマロがよく言いますが、「あれから15年・・・」
15年間も続けることができたと感謝しております。
校長校長と言われてきましたが、あの校長も早66歳になろうとしています。
昨年は、狭心症で入院をしました。
流石に年をとったなあ、と感じます。
しかし、「まだ、生きろ、やることがあるだろう」と観音様に言われると、「ハイ、もう少し頑張ってみます」と言うしかありません。「困ったら助けてやるから」と温かい言葉も掛けてくれました。
私には観音様が見えるのです。嘘と思うでしょうが本当なのです。
困ったときに声をかけてくれる人が観音様なのです。
叱咤激励する人は、不動明王。怖いけど優しいのです。私が怠けると、女房が観音様になったり、不動明王になったり。先日は、小沢観音にお会いし、優しさをもらいました。
そんなわけで、今月11月末を以って、事務所を下記の住所に移動します。
〒241-0801
神奈川県横浜市旭区若葉台2-5-702
☎045-744-8070
パソコンで困ったことがあればいつでも電話してください。
それでは、皆様、お元気で