昭和五十六年五月、私は意を決して、家出し ...
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五十八年ころより、夫の神経痛はひどくなっ ...
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五十九年の八月に、夫は悠生園に入園するこ ...
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園では、手足のまあまあ利く人で組織された ...
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夫は入院して、半年ほど過ぎたある日、トイ ...
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寝たきりになって、三年目頃から、夫はあま ...
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私は娘たちのすすめもあって、一人には広す ...
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私が後一年で卒業という時、母の従妹で上広 ...
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山の整理も、どうにか一段落着いた頃、 「 ...
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木材の方から手を引いた夫は、機械いじりに ...
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私の七十六年の生の記録をまとめてみた。 ...
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