インターネットからフリーソフトを手に入れるための方法と基礎知識

2014年08月01日


インターネットからフリーソフトを手に入れるための方法と基礎知識

 

●有料ソフトと無料ソフト(フリーソフト)

通常、パソコンのお店で売っているソフトは、安いものでも 5000 円以上します。高いものでは1つで 30 万円もするソフトもあります。ソフトの価格は、ソフトを開発した期間やそれにかかった人件費、また、流通コストや販売数量などによって決まってきます。

一方、インターネットで手に入れることができるソフトには以下のような種類があります。

1.体験版ソフト

使用期間が限定されていたり、印刷機能が制限されていたりしているが、ソフトの一応の機能をすべて体験できます。価格の高いソフトなどは、体験版で使ってみてから良し悪しを調べて、購入することができるように体験版が用意されています。体験版ソフトは、インターネット上で公開されていたり、店頭に体験版の CD-ROM が置いていたり、パソコン雑誌の CD-ROM 内に付属されています。また、パソコン書籍などに付属する CD-ROM に含まれている場合もあります。ただし、体験版が公開されている期間は限定されており、期間を過ぎるとなくなってしまうものもあるので注意が必要です。また、インターネットから手に入れるためには、ソフトの容量が大きいのでブロードバンド回線でないと手に入れることが困難な場合もあります。

2.シェアウエア

 インターネット上で公開されているソフトで、無料でダウンロードして使用することができます。ただし、機能の一部が制限されており、すべての機能を自由に使うためには、特定の料金を支払う必要があります。支払い方法は、インターネット上から直接クレジットカードで支払う方法や、銀行振り込み、コンビニ支払いなどの方法があります。支払いを行うと、通常、メールで「ライセンスキー」が送られてきます。このライセンスキーをソフト起動後に1度入力すると、それ以後はソフトのすべての機能を使用することができるようになります。通常シェアウエアのソフトの価格は 1000 円~ 5000 円程度で、市販のソフトに比べかなり割安ですが、説明書等はないので、ヘルプなどを見て使い方を勉強する必要があります。

3.フリーウエア

インターネット上で公開されているソフトで、無料でダウンロードして使用することができます。ソフトの機能は、すべて使用することができ、お金を支払う必要は全くありません。ただ、ソフトの作者宛に、ソフトを使った感想や、ソフトの不具合などをメールで教えてあげると喜ばれます。フリーソフトは無料のソフトなので、たいしたソフトではないだろうと考えがちですが、実際には非常によくできたソフトも多く、パソコンの必需品となっているようなソフトも数多くあります。フリーソフトは作者の好意により無料で提供されているため、インターネット上から突然消えてなくなってしまうこともあります。こまめにチェックしてダウンロードしておかないと、絶対に手に入らなくなってしまう場合もあるので注意してください・・・