Dドライブを大きく
パソコンにはCドライブとDドライブがある。
Dドライブのないものもある。
通常、Cドライブにプログラムが入り、マイドキュメントも入っている。
ところが、一般的にはCドライブだけ使っていて、Cドライブがいっぱいになってきて、パソコンのスピードが落ちてしまうという問題にぶつかる。
特に、最近は画像の保存のため、意外に早くCドライブがいっぱいになってしまう。
Dドライブを使うということが解っていないため。
そこで、これからは、CドライブとDドライブをはっきり使い分けよう。
Cドライブはプログラム用。
Dドライブはデータ用。すなわち、マイドキュメントはDドライブに入れよう。
Dドライブを拡大する、あるいは、新たに作る
同じHDDをパーティション操作ソフトで、自由に作ったり、拡大できる。
拡大する必要のない方は、この項目は読む必要はありません。
まず、Cドライブの空きが全体の半分以上あるなら、Dドライブを作ったり、パーティションのサイズ変更は可能です。
もしも、そうでなかったら、内蔵ハードディスクに新しいパーティションを作らずに、外付け用HDDを接続してDドライブにした方がいい。
ここでは「Acronis Disk Director Personal」を使ってパーティションを変更します。因みにこのソフトは2000円程度。
このソフトを使う前に、やっておかなければならないことが2つ。
ファイルのバックアップとリカバリーイメージの保存。
ファイルのバックアップはCD-Rなどに。
リカバリーイメージとは、パソコン購入時に内臓HDDに購入時の初期情報が保存されたもの。
普段は表示されない”隠し領域”になっていることが多い。これらを見つけて、DVD-Rに保存しておきましょう。
Dドライブの大きさは?
まず、Cドライブには5ギガバイト以上の空き領域を残しておく。
また、DドライブはCドライブより2割以上大きくする。
なぜなら、Dは増え続けるデータの保管先で、Cドライブのバックアップ用だからである。
「Acronis Disk Director Personal」の使い方
このソフトの扱い方は、別途取扱い説明をお読み下さい。
大事なデータは全てDドライブに
ここでは、
- マイドキュメント内のファイル
- アウトルックエクスプレス(OE)のメール
- OEのアドレス帳
- インターネット・エクスプローラーの「お気に入り」
- デスクトップ上のファイル
- IMEのユーザ辞書
のデータが自動的にDドライブに保存されるように設定を変更する。
その手順を以下説明する。
隠しファイル・フォルダを表示させる設定
マイコンピュータのメニューバーの「ツール」「フォルダオプション」から「表示」タブをクリックし、”全てのファイルとフォルダを表示する”にチェックを入れる。
そして、適用ボタンを押す
これだけでOK。
移行する6種のデータの現状を把握する
フリーソフト「Scanner」でCドライブの大雑把な内訳を確認する。
6種のデータを移行する
まず、Dドライブにそれぞれのフォルダを作っておく。
そこに、データを移す。
マイドキュメントのデータを移行する
マイドキュメントのデータはドラグ&ドロップでは移行できない。
そこで、マイドキュメントのプロパティを開き、ターゲットのタブを選び、「移動ボタン」をクリック。
すると、移動先の選択画面が現れる。そこで、Dドライブで作っておいたフォルダを選び、OKボタン。
すると、先ほどのマイドキュメントのプロパティ画面のリンク先が変わる。そこで、適用ボタンを押す。
データの移行は少し時間がかかる。
この操作で、今後はDドライブのマイドキュメントに自動的にデータが入る。
送受信メールの保存場所
Outlook Expressを起動させ、「ツール」メニューのオプションを開く。
そこの、メインテナンスのタブをクリックし、保存フォルダボタンをクリック。
すると、保存場所を聞いてくるので、「変更」ボタンをクリック。
そこで、Dドライブの指定のフォルダを選ぶ。
そして、OKボタンをクリック。
OEのアドレス帳を移行
Outlook Expressにはアドレス帳の保存場所を変更する機能がない。
そこで、フリーソフトのExmaを使う。
Exmaを起動させたら、「設定」「オプション」を選び、そのオプションの「設定」タブの中の、
アドレス帳の保存場所変更の参照ボタンをクリックする。
そこで、Dドライブの指定のフォルダを選ぶ。
IEの「お気に入り」を移行
お気に入りフォルダを、マウスの右ボタンでドラッグして、「ここに移動」を選ぶだけ。
これは実に簡単。
現在あるデータを移動すると同時に、保存先の設定も自動的に変わる。
IMEに登録済みのデータを移行
Cドライブの「Document and Setting」→「ユーザー名」→「Application Data」→「Microsoft」
→「IMJP8_1」とフォルダをたどって行き、imjp81.dicファイルをDドライブにコピーする。
次にIMEが、コピーした辞書ファイルを参照するように設定を変更する。
IMEツールバーの「ツール」ボタンを押し、プロパティを選ぶ。
「辞書・学習」タブの中の参照ボタンをクリック。
そこで、先ほど移行したファイルを選択する。
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