恐竜の絶滅と哺乳類の戦い

2014年01月10日

今、NHKで“恐竜の絶滅と哺乳類の戦い”をやっている。


このスペシャル番組で、我々の知らないことがたくさん出てきた。

22億年前に恐竜が出現。
しかし、巨大隕石の地球への衝突で、火と津波と雲による影響で大半の恐竜は死んだ。
多分、大きな体を持ったものほど死んでいったのであろう。

しかし、そこで生き残ったものがいる。
生き残ったものは、水にすんでいた生き物。
ワニもその一つ。

地上では、人間の祖先が生き残った。
なぜなら、有胎盤類は子供をおなかの中で成長させることができたためと言われる。
もう一つは、有袋類。コアラやカンガルーの類。これも誕生間もない子供を自分の袋の中で育てるのだから、安全である。

また、鳥類も生き残った。しかし、羽で卵を守る種のみである。

自然の猛威から自分を守ることのできた種だけが残ったのだ。
多分偶然の出来事であったであろう。

恐竜は、体が大きく、食べ物がなくなれば、自然に死ぬ。また、卵を産みっぱなしだったから、卵も生き残ることができなかったのだ。

しかし、番組では、なぜ、胎盤ができたのか、あるいは、有袋類のような仕組みがそれぞれの体に出来上がったかまでは言及できなかった。

うまい表現をすれば、突然変異ですべてを説明しようとするのだろうが、本質的な説明はできない。

どのように、哺乳類は、卵を産む動物から有胎盤類に変化していったのであろうか?

受精卵が体内にできた時点で、それが胎盤として子宮の中に着床する必然はどこにあろうか?

そこには魂が介在しなければならない。

魂が着床できる仕組みを考え出したのだ。

なぜなら、人間がねずみのように小さい存在であった時代、いつも、恐竜に食べられる存在だった。

その恐れから、卵を対外に産む仕組みを否定し始めたのだ。

その場合、受精卵の魂が、子宮の中で着床する仕組みを考えたのだ。
それは、まさに植物の根が栄養を求めていくようにである。

寄生のシダが木の中に入り込み栄養を吸い取るかのごとくである。

母親の体が胎盤を作ったのではなく、受精卵が自分の根を張っていったのだ。

そこには魂の存在があったのだ。