パラリンピックなんかなくなればいい
2014年01月13日
オリンピックが終わり、今ロンドンではパラリンピックが行われている。
テレビ番組も適当に放送している。
オリンピックの盛り上がりとは格段の違いである。
昨夜、ニュース番組に乙武さんが出てきた。
”五体不満足”の著者である。
パラリンピックについてどう思うかと質問され、乙武氏は、
「パラリンピックなんかなくなればいい」、と答えた。
司会者はとんでもないことを言われたという驚きで、次の言葉が出なかった。
私も、何を言っているのか分からなかった。
彼の言いたいことはこうだった。
どうして、パラリンピックをオリンピックと別に開催するのか?
オリンピックの競技として、なぜできないのか?
水泳でも部門を分ければいいだけではないか?
柔道のように階級を分けてやればいいではないか?
この説明に、私ははっと驚かされた。
我々はいかに鈍感だったかと思う。
なるほど、乙武氏の言うのが正論である。
最後に乙武氏はこう締めくくった。
「どうして、銀座のパレードをパラリンピックが終わってやってやらないのか?それが悲しいことだと思う。」、と。
至極当たり前の提案である。
もう一度、謙虚に考える必要があると思う。