「無報酬」の時期は短くとも半年

　高い報酬を得ているアフィリエイターが、どうやって成功の修めたのか、その裏側をお伝えしよう。

　アフィリエイトの世界では、月に数万から数十万円、中には数百万円を稼ぐ人がいると言われている。
しかし、そんな人はごく一部。1円も受け取ることなく挫折していく人のほうがほとんど。
私もその一人だった。
この厳しい現実をいかに克服するか、そこに人の人生の分かれ目がある。

　多くの人が途中であきらめてしまう原因は、サイトやブログを使ったアフィリエイトでは、結果が出るまでに時間がかかるためである。

　どんなに作業を重ねても、報酬が発生するどころか、アクセスすらロクに稼げない。
そんな状態が続くうちに、
「こんな効率の悪い作業をいつまでやるのか？」
と心がくじけてさじを投げてしまうのである。

そんなアフィリエイト初心者は実に多い。

　では、どのくらいの時間を耐えしのげば、結果をつかめるのでだろうか？
アフィリエイターの中では、一般的に「半年」が目安と言われていることを知っているだろうか？
なぜ、それほどかかるのか、その理由を教えよう。

「半年」という時間が意味するもの

　サイト/ブログを媒体としたアフィリエイトでは、検索エンジンからの集客が大きなポイント。
検索結果の上位に表示されることで、アフィリエイトサイトにアクセスを呼び込み、商品やサービスの成約などへ誘導して、晴れて報酬ゲットという流れですね。

　そのためには、当然SEO対策が必要になる。
まず、サイト内のページ数が豊富で、それらのページが検索エンジンのデータベースにしっかりと登録されることがSEO的に非常に重要なのだ。

ページ数を多く、リンクも増やせ

　例えば、100ページが検索エンジンにキャッシュされているサイトがあったとする。
この場合、それぞれの個別ページへのアクセスが1日に1アクセスでもあれば、それだけで100アクセス以上となる。
個別ページへのアクセスが10ならば1000アクセスに。

　サイト全体ではひとつのキーワードを狙い、
個別ページではこれに関連するキーワードを狙う、といった具合に、
慎重にキーワードを検討して配置したサイトを作るのです。

　また、一般的に総ページ数が多いサイトの方が少ないサイトよりもページランクが上がる傾向もある。
さらに、記事の内容が役に立つと思われれば、
ほかのサイトやブログ、ソーシャルブックマークなどからの自然なリンクも必然的に増え、
さらにSEO的に有利になるばかりか、そうしたルートからのアクセスも増えていくのも当然。

　よくサイトアフィリで稼ぐための必須条件として言われる、
「100ページ、100被リンク」という言葉の根拠はこうした背景である。

初心を忘れず、日々努力こそが成功の秘訣

　「結果が出るまでの期間はだいたい半年」という目安は、
ほかに本業を持つ人が副業で100ページのサイトを構築するのにかかる時間。
そしてサイトが検索エンジンにキャッシュされるためにかかる時間の2つを意味する。

　半年で100ページとなると、1週間にだいたい4ページですね。
しかし、結果を急ぐあまり、ページの質を落としてはいけない。

　アフィリエイターの最大の敵は、
「モチベーションをなくすこと」
を避けるには、何よりも結果を急がないことです。
最初からいきなり報酬が得られなくても、アクセス数が右肩上がりに増えた、検索エンジンでの順位が上がったなど、 小さな成果を手にしたことを喜ぶ 姿勢が重要である。

　また、キーワードの選定や個別ページの構成で、アクセスを稼ぐ上手な方法を見いだすには経験も必要で、最初からうまく行くほうが特殊な例。
失敗したら、さっさと諦めて、次のサイト作りを始めるような、心のゆとりと行動力を持てば、結果が得られない理由はなくなる。

みなさんのアフィリエイトが成功するように、影ながら応援している。