プリンタ講習1

2014年07月31日


プリンタの種類

●カラーインクジェットプリンタ

現在店頭で売られている一般的なプリンタは、ほとんどがこのタイプのプリンタです。このプリンタには、ブラックインクカートリッジと、3~5色のカラーインクカートリッジをセットするようになっています。インクジェット用プリンタ用紙や、写真プリント用紙などに印刷を行うと、非常にきれいなカラープリントができます。紙の大きさは通常のプリンタでは A4 サイズまでの大きさに対応していますが、中には A3 の大きさに対応できるものも売られています。カラーインクは、最近では文房具店やスーパーなどでも売っているところがあり、簡単に手に入りますが、プリンタの型によりセットできるカートリッジの種類が異なるので、買いに行く時にはプリンタのメーカーと型名を知っておく必要があります。また、最近は、デジタルカメラから、直接プリントできる機能をもったものや両面印刷に対応したものもあります。

●モノクロレーザープリンタ

通常、会社などで多くの書類を印刷する場合には、印刷の速度が速く、かつきれいに印刷できることが求められます。このプリンタの原理は、コピー機の原理を利用したもので、そのため、インクではなく、トナーカートリッジと呼ばれるカーボンの粉が入ったカートリッジを装着しています。昔は、値段が高かったのですが、最近は、4万円台からあるため、購入がしやすくなりました。ただし、カラープリンタではないので、カラーの書類を印刷すると、グレー階調で印刷されます。インクカートリッジは、コンピュータ専門店でないと手に入りません。

●カラーレーザープリンタ

カラーで印刷できるレーザープリンタです。印刷速度が非常にはやく、非常にきれいな印刷ができます。かなり価格が高い(30万~60万)ので、まだ一般的にはなっていません。

●写真専用プリンタ

 デジタルカメラで撮った写真を専用にプリントするプリンタ。通常の写真と同じようにプリントするため、特別の用紙が必要です。

●ファックス機能、スキャナ機能、コピー機能がいっしょになったプリンタ

通常のプリンタ機能に加え、ファックス送受信、スキャナ機能、コピー機能が加わったプリンタが一部のメーカーから発売されている。値段のそう高くはないが、機能が多すぎて、使い方が難しいという問題もある。

●ドットインパクトプリンタ

このプリンタは、 10 年前くらいまでは主流であったが、今ではほとんどお目にかからないようになってしまった。インクリボンをドット単位で叩いて印字する。伝票などの数枚ものの用紙を印刷するのに適している。

●サーマルプリンタ

 熱転写方式のプリンタ、ワープロなどで主流であった方式。今はほとんど売られていないが、お店のレシートなどがこの方式で印刷されている。特別に処理された熱転写用プリンタ用紙が必要です。

 

 

プリンタとコンピュータとの接続方法

●パラレルケーブルによる接続

Windows のコンピュータには、すべてパラレルポートがあります。また、プリンタ川にも同じパラレルポートがあります。これらのポートをパラレルケーブルで接続します。コンピュータ側のパラレルポートのことを「 LPT1 」と言います。

● USB ケーブルによる接続

Windows98,Me,2000 の入ったコンピュータや、新しい Macintosh ( iMac, G3, G4 )では、コンピュータ側に USB ポートがあります。また、最近のプリンタには必ず USB ポートをもつものがあります。これらのポートを USB ケーブルで接続します。コンピュータ側には USB ポートは2つある場合がありますが、どちらに接続しても問題ありません。

※ 最近のプリンタは、ケーブルが付属していない場合がありますので、どちらのケーブルを用いるかにより、あらかじめケーブルを購入しておく必要があります。ケーブルを購入する場合は、コンピュータとプリンタの距離を考えて、余裕をもった長さのケーブルを購入しましょう。

プリンタのセットアップ

•  まずプリンタを箱から出します。(固定具やテープなどを取り外します)

•  プリンタカバーを開け、プリンタの電源を入れます。

•  インクカートリッジをセットします。(カートリッジのシールを破ってから)

•  カバーを閉じます。(プリンタにより、スイッチを押す場合もあります。)

•  自動的に初期動作が開始され、インクの充填が始まります。

•  インクの充填動作が終了したら、プリンタの電源をオフにします・・・