横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

先日の小学校の運動会で、沙耶香(2才)は徒競走に関心を持った模様。

それまでも買い物に行く時、帰る時、郷(9才)と静香(10才)と競走するというので、
「位置について、ヨ-イ、ドン!!」
と言ってやっていた。
すると沙耶香も一生懸命走った。負けるのは解っているのに。

ところが、小学校の運動会を見た後は、沙耶香は私に、
「バクダンを撃って」と言う。
私は、しばし考えた。
「サ-タン、バクダンではなくて、ピストルでしょ。」
すると、
「そうそう、ピストルを撃って」と言い直す。
そこで、いつものように、
「位置について、ヨ-イ、ドン!!」と言うと、
「違う、違う、ヨ-イ、バ-ン」と訂正をいれてくる。
そのくせ、今でも、自分は
「お父さん、バクダンを撃って」
と言ってスタ-トの構えをする。
他人の言い方には、鋭く指摘するくせに、自分の過ちを正そうともしない。

もう一つ。

数日前、沙耶香は子供向けテレビ番組を見ていた。
すると、台風の話しが出てきた。
その話しの中で、
『台風一過』と言う言葉の説明があったそうだ。
沙耶香はその言葉が気に入ったのか、その言葉を記憶したらしい。
それから、1日・2日経つと本当の台風19号がやって来た。
お母さんが沙耶香を連れて買い物に出た時、雨の降っている空を見上げて沙耶香が一言。
「お母さん、台風一発だね。」