横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

おばあさん、どうぞ

電車の中で座席を譲られた老人が、

「いいえ、いいです。私は次で降りますから・・・」
と、座らない場合がある。

これはよくない。
たとえ面倒でも譲られれば座るべきだ。
30秒であっても座らせていただいて、
「ありがとう」と言って立てばいい。
そうすると譲った方もうれしくなる。

遠慮することは、他人を不快にさせることもある。

仏教においては、最も大事な行いが「布施」である。
施しが真の布施になる条件として、
「三輪清浄の布施」
を言っている。
布施が成立するには三要素(三輪:施者・受者・施物)が清浄である必要がある。

座席を譲る人(施者)が清浄な心を持って布施をしても、
譲られる人(受者)が面倒がったり、こだわりを持った場合は、その行為は真の布施にはならない。

おじいさん、おばあさん、若者からのやさしい言葉には、ありがたく受けようよ。