ユダヤ教の愛とは
旧約聖書によると、神は沢山いた。
その神の中で、ユダヤ教はヤハウェの神だけを拝むことにした。
即ち、ユダヤ教は「私はヤハウェの神しか拝まない」という契約を結ぶのだ。
だから、ユダヤ教は契約一神教ということになる。
即ち、ヤハウェは契約を結んだ人だけを守るのだ。
汝の隣人を愛せよ、というが、正しく言うと、汝の隣のユダヤ教を信じている人を愛せよ、と言っているのだ。
ずいぶん狭い考え方である。
キリスト教の愛は・・・
ユダヤ教の狭い考えから脱皮したのが、キリスト教。
神は、すべての人を愛したまう、と教えている。
我々が人を愛すというのは、神の愛している隣人を愛するということなのである。
一歩進んだ教えだけど、ちょっと神が煩わしいのでは、と思う。
仏教の愛は・・・
仏教では愛するという言葉の代わりに、「慈悲」という言葉を使っている。
平たく言うと、人を大切にするという意味に変わっている。