我々は、明日の心配を誰もがする。
明日、食べ物がなくなったらどうしよう。
10年後に家を持ちたいから、今頑張る。
単身赴任だけど、それも仕方ないか。
こうして、今の大事な時間を無駄にしている。
しかし、お釈迦様は、こう言っている。
「あなた方は、今なすべきことをしっかり実行せよ」
イン・シャー・アッラー
イスラム教徒が明日のことを話す際には、必ず付け加える言葉が、この言葉。
イスラム教典の『コーラン』の18勝23節に次のように書かれている。
「何事も、“私は明日それをする”などと言ってはならない。」
しかし、人が生きていくうえで、明日の話をしないわけにはいかない。
そこで、『コーラン』は次の節にはこんな補足が書かれている。
ただし、“イン・シャー・アッラー”と言い足せばよろしい、と書かれている。
このイン・シャー・アッラーという言葉の意味は、「もしも、神様がお望みならば」。
イエス・キリストも言っている
宗教はみんな同じことを言っている。
イエス・キリストもそうである。
「明日のことを思い煩うな」、と。