横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

政府は17日、天皇陛下の退位と新天皇即位に伴う一連の儀式の詳細を決めた。
憲政史上初となる4月30日の「退位礼正殿の儀」は午後5時から10分間、皇居の「松の間」で行い、天皇として最後の「おことば」を述べられる。

新天皇の最初の儀式「剣璽(けんじ)等承継の儀」は5月1日午前10時半、新天皇が国民の代表に即位を宣言する「即位後朝見の儀」は同日午前11時10分からいずれも松の間で行われる。

これらの行事に先立って、天皇陛下在位30年記念式典が2月24日に政府主催で行われると言う。

この式典では、記念演奏では沖縄県出身の歌手、三浦大知さんが陛下作詞、皇后さま作曲の琉歌「歌声の響」を歌うと言う。

これに関連し、テレビでは天皇陛下および皇后陛下が沖縄に強い思いを寄せているということを強調する。しかし、そのこと以上にテレビのコメンテーターは何も言わない。

私はそのことに強い違和感を感じる。

沖縄県名護市辺野古の新基地建設のため、辺野古の海に土砂を投入してきて、14日で1カ月になるのだ。また、政府は3月にも辺野古側の2カ所目の区域で埋め立て土砂の投入を始める方針を固めたのだ。政府は埋め立ての既成事実化を図るが、2月には辺野古の賛否を問う県民投票が計画され、政府への反発が強まるのは必至なのだ。

天皇皇后両陛下は沖縄県民に対し、申し訳ない気持ちを長い間持ち続けているのに、政府のやっていることはまるで違うのだ。

このことを、テレビのコメンテーターは何故言葉にしないのか?

矛盾だらけの安倍政権のやり方にどうして、一言、物申さないのか!