横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

 

またまた、トランプ大統領がとんでもないことを言い始めた。
ゴラン高原はシリア、レバノン、ヨルダン、イスラエルに隣接していて、もともと、シリアに帰属していた。国際連合もこれを認めていた。


ところが、第三次中東戦争でイスラエルが占領した。
その後は、イスラエルが、ゴラン高原はイスラエルの領土を主張するが、世界はそれを認めていない。
ところが、トランプが認めたのだ。
数ヶ月前にはアメリカ大使館をエルサレムに移すことを宣言した。このことはエルサレムを実質的にイスラエルの首都と認めることを意味するのだ。

これらの発想が全てトランプの次期大統領選挙を有利に進めるためだとしたら、呆れて開いた口が塞がらない。

こんなトランプをノーベル賞候補に推薦した安倍首相は一体何を考えているのだろうか?

幼い子供Aがいじめっ子のガキ大将Tにすり寄っていき先生に、「あのTちゃんは悪い人じゃあないよ。だって、だって・・・」といい、Tに「僕にだけはいじめないでよ。僕の持っているオモチャを持ってくるから。おやつもあるから。」といっているようなものだ。

ああ、悲しいかなA君はその時はいいが、ガキ大将Tは気に入らないとA君を脅し、「オモチャじゃあなくて、お金を持ってこい」と言うに決まっているのに。

話をゴラン高原に戻すが、このことで、アラブ諸国はアメリカを敵視し、これからテロが頻発するだろうと多くの知識人は予想している。

いじめっ子トランプ君は中国と喧嘩し、ヨーロッパとも喧嘩を売り、これからはアラブ諸国と敵対する。

ロシアとは以前から政治的にも経済的にもいがみ合っている。

お友達の日本にもアメリカ製品を買えとか、自動車工場をアメリカに移せとか脅し始め、この脅しを弱めるために、新天皇即位後の初めての国賓としていじめっ子トランプを呼ぶらしい。

せいぜい、安倍首相のできそうなことはそんなもの。

最も、悲惨なのはその安倍首相が日本国民を代表していることである。