ひろさちやの世界
あっさりとした生き方
ひろさちやの世界
至道無難は江戸中期の禅僧であった。 もともと、中山道の宿場町である関ヶ原の宿屋の主人であったが、53歳になって突然出家してしまった。 この無難禅師がある日、商家を訪ねて主人と話をしていた。ちょうどそこに別の商家から使いが…
袖振り合うも他生の縁
ひろさちやの世界
袖振り合うも他生の縁とは、道を歩いていて見知らぬ人と袖を触れ合うなどちょっとしたことも、決して偶然に起きたことではなく、すべてが前世からの因縁によるものだということだそうだ。 多生の縁とも言うらしい。 他生の縁は前世で結…