ひろさちやの世界
2014年01月13日
ひろさちやの世界
アリとキリギリス
イソップ物語の「アリとキリギリス」の話はご存じでしょう。 しかし、原文では、「アリとセミ」であることを知っている人は少ない。 暑い夏を、アリはせっせと働く。 キリギリスは遊び呆ける。 アリはキリギリスに、「しっかり働かな…
2014年01月13日
ひろさちやの世界
左遷のくやしさ
サラリーマン生活で、地方に左遷させられることほど悔しいことはない。 いっそ会社を辞めようと思う人も多かろう。 そんな人へのメッセージがある。 法然上人の話である。 浄土宗の元祖法然上人の生涯は、逆風ばかり。 その最大の逆…
2014年01月13日
ひろさちやの世界
カタツムリからナメクジへ
松尾芭蕉門下の優れた俳人を”芭蕉の十哲”と呼ぶ。 内藤丈草はその一人。 芥川龍之介は、芭蕉門の俳人のうち、この丈草を最も好んだという。 うずくまる薬の下の寒さかな 芭蕉は死の直前、お伽につめかけた門弟たちにそれぞれ句を作…
2014年01月13日
ひろさちやの世界
人を変える力
フランスの作家ユゴーの『レ・ミゼラブル』に感動の場面があるのをご記憶だろうか? 一切れのパンを盗んだがために19年も牢獄で過ごさねばならなかったジャン・バルジャンは 、 出獄の直後、ミリエル司教の教会に泊めてもらう。 ミ…