本日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現金10万円の一律給付等の経済対策を盛り込んだ補正予算案が、衆議院本会議で採決され、「全会一致」で可決した。
しかし、この補正予算のおかしいこと、本当に、呆れて物が言えない。
この安倍内閣の大とぼけがここに出ている。
例えば、
・マスク、消毒用エタノール等の物資の確保~1838億円
・人工呼吸器の確保~265億円
・ワクチン・治療法の開発促進等~275億円
・国立病院機構・地域医療機能推進機構における医療提供体制の整備~65億円
・検査体制の確保~49億円
等々、「感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発」のために計上されているのは合計は6,695億円。
一方、「Go Toキャンペーン」の予算は約1.7兆円。新型コロナウイルス対策費の約三倍である。
このキャンペーンには以下の取り組みが計画され、キャンペーン全体で統一的な事務局を設置し、参加事業者を集うものである。
◆Go To Travel キャンペーン
期間中の旅行商品を購入した消費者に対し、代金の2分の1相当のクーポン等(宿泊割引・クーポン、地域産品・飲食・施設などの利用クーポン等)を付与(最大1人あたり2万円分/泊)
◆Go To Eat キャンペーン
期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し、飲食店で使えるポイントなどを付与(最大1人あたり1000円分)登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引など)を発行
◆Go To Event キャンペーン
期間中のイベント・エンタテイメントのチケットを購入した消費者に対し、割引・クーポンなどを付与(2割相当分)
◆Go To 商店街 キャンペーン
商店街等によるキャンペーン期間中のイベント開催、プロモーション、観光商品開発などの実施
この安倍内閣は、本当に新型コロナウイルスの感染対策をまじめにやろうと考えているのだろうか?
誰が考えても、まずは新型コロナウイルス対策が最優先だろうが!!!
喝(カツ)!!!!