横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

ある時、水野は私に競輪の話を持ち掛けた。こうしたら絶対に儲かるから、やってみたら?

私も興味本意で言われた通りに競輪というものを実験的にやってみた。

確かに当たる確率は56%で、私の想像よりも遥かに高い確率で当たった。しかし、全て予想通り、100円券で買ったところ、三か月で5,600円の損だった。

次に馬券の話しを持ってきたが、この話には実験すらしなかった。

もう一つは、詐欺的な匂いがプンプンする話。水野自身は面白そうだというので、ドンドン進んで言った。どうも、水野の口座に高額の金額が振り込まれて、水野は少しは恐怖を感じたらしい。

私がインターネットで調べてみると、犠牲者が相当出ている詐欺だったようだ。水野は慌てて、振り込まれた金額を返金して事なきを得た。

それから二ヶ月後、水野は動いていた。今度の話は、寂しく一人で生きている女性とメールをするだけで、多額の金が振り込まれて来ると言う。嘘が本当かやってみようと思うと言う。

それから一週間後、10万円が振り込まれて来た私に言って来た。仕組みはこうだ。

これはある会社が男と女の出会いを仲介すると言う。出会い系サイトである。ただし、仲介するのはメール相手としてだけ。個人出会うところまでは面倒見ないそうだ。

女性がメール仲間を求めるのだから、その仲介業者に会員登録し、費用を払うのは女性の方。どうも、初回に払うのは30万円らしい。それとは別に、メール相手に支払うらしい。今回は初期代金として10万円支払ってくるらしい。

私は聞いていて、そんな上手い話があるのだろうかと疑った。

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