横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

場面はある田舎町。

どうも、その田舎町には何百年前からの桜があるというので、その桜を見に行く旅行だった。

旅行相手はお袋。お袋は今から40年近く前に亡くなっている。

そのお袋とゆっくりと長い坂道を登って行く場面からスタートした。

その坂道の上に小学校があるようで、小学生がポツリポツリと歩いている。

登れど登れどズーッと坂道。その脇には普通の住宅がある。

そして、ようやく到着すると、真っ青な空と緑の草原の中に樹齢何百年という桜が緑の葉をつけて茂っていた。もう桜の花は無く、葉桜である。多分季節は5月の頃であろう。

周りには桜の木だけでなく、桜と一緒に他の大きな木が何本もあった。

しばらく、その桜を見た後は、今来た坂道を下りて行った。

すると、ある屋敷の庭から大きな木の枝が道にはみ出していている。

それが枝の先が団扇のように葉っぱがついている。

坂の下からその木の枝をビデオで写していると、その木の枝の向こうに小学生の集団がいて、ワイワイ言いながら我々と同じように坂を降って来ている。

その坂は不思議な坂だった。

現実では当然ありえない坂道であった。下り坂の右側には手すりはないが、その坂から下を見ると、7〜8メートルもある高さである。下はやはり坂道だった。そこから落ちたら間違いなく怪我をするほどである。また、坂道は若干の傾斜があり、油断すると、道の端から落ちそうな気がするほど。

丁度その時、太陽が沈む光景だったので、その坂道にお袋は座って、夕日を見ていた。しばらく、我々は夕焼けを見た後、さて、帰ろうと立ち上がると、お袋はよろけて、その坂の淵まで行った。私は慌ててお袋を抱きかかえた。本当に落ちる瞬間まで私はお袋を抱えて我慢した。幸い何の事故もなくて良かったとお袋と話した。

次の場面は観光地の休憩所かどこかのバスターミナルの休憩所なのか、人が多く、みんなコーヒーを飲む人やうどんなどを食べている人がたくさんいた。

お袋はうどんの食券を買ってテーブルについたところで姿を変えていた。

そこには私の家内の賀代が座っていた。

そこで、目を覚ました。

この夢の世界は黄泉の世界か現実世界かは分からない。

目が覚めた時はとても気分が良かった。

2022年1月9日

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