横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

沙耶香(3才)も本を読むのは大好き。

最近では昔話を聞かせるよりも本を読んでくれと
「ピ-タ-パン」、「しらゆき姫」、「眠れる森の美女」など、ディズニ-の物語を持って来る。
一冊読んでも寝ない時には二冊読まされる。
それでも寝ない時には三冊目を持って来る。
そんな時は、私はニュ-スを見なければならないと沙耶香に背中を向ける。
すると沙耶香は大声で泣く。
そして結局、お母さんが三冊目を読んでやることになる。
実に本が好きである。
そんな沙耶香にいつも月刊誌の“おともだち”を買ってやっている。
その中にたまたま、“あ”のつくものはどれ?
というペ-ジがあった。
そこで私は教えてやった。
あひるの“あ”、いぬの“い”、うまの“う”、えんびつの“え”、おりがみの“お”と。

続いて本をふせて、沙耶香に聞く。
あひるの、何?
すると沙耶香は“あ”と答える。
順調である。
次にいぬの?
うまの?
と聞いていく。
うまく答えられることもあればそうでないこともある。

例えば、えんぴつの“お”になることもある。
しかし、しばらく練習を重ねるうちに何とか要領が解って来た。
そこで応用問題を出すことにした。
アリの何?と聞いたら、
すかさず沙耶香からアリの“す(巣)”
と返って来た。

聞いていた家族全員、その答えの見事さにズッコケてしまった。