横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

マージャンなどギャンブルをやっていると、運と不運が代わる代わるやってくる。

しかし、押しなべて不運の時代が圧倒的に長いと思う。

人生がギャンブルと同じかどうかわからないが、いいことが長く続くことがないような気がする。

すなわち、花が咲き、実を結ぶことが目的とすれば、それが成功するときが幸運ということになるのかも知れない。

その間、雨が降り、かんかん照りの日が続いたり、あるいは風が吹いたりの自然の不運を経験することになる。

実にこの時期が長いのである。
これに耐えることができない植物は、不運にも枯れてしまう結果になる。

そのことを頭に入れて、我々の人生を考えてみよう。
我々の最終目的は?

単に子孫を残すだけが目的か?
仮にそうでなくても、子孫を残すことは重要なことであることは間違いない。

そうだとしたら、子供が生まれ、育っていくことが重要だとしたら、それまでの過程でいろいろな事件・事故が起きてしまう。

しかし、多くの人はそれだけでは満足がいかない。
より楽しい人生というのを求める。これが普通。

この楽しい人生こそが、実は最終目的のように思っている。

それで、みんな悩むのだ。

もうあなたは十分幸せなはずなのに。

もうそろそろ、自分に幸運がやってくるだろう、と。

しかし、もう。すでにあなたは幸運なのに。