横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

kiyohara清原が麻薬所持の疑いで逮捕された。

この人は、よくよく運のない男だと思う。

PLでは桑田と一緒に英雄になった。

PLは甲子園の春夏連続優勝をした時の立役者。

ずば抜けた野球センスとパワーを持っていて、甲子園での通算ホームラン数は未だに破られていない。

しかし、つまづきはドラフト会議で怒った。

桑田は大学進学を公表し、清原は巨人入団を希望した。

しかし、フタを開けると、巨人は桑田を指名し、清原ではなかった。

桑田と巨人に裏切られたのだ。

人生はここから狂い始めたのか?

いやいや、そうではない。

西武に入った清原の方が全日本制覇をしたことから清原の方が成功したのだ。

私は、その後が問題だったと思う。

巨人がチーム力アップのために清原に目をつけ巨人軍の4番に求められたのだ。

10年前に裏切られた巨人に尻尾を振っていったところから、転落が始まったのだ。

あの時、なにがあっても巨人に入ってはならなかったのだ。

その男の意地があったら、転落しなかったのだ。

清原を知る人はみんな同じことを言う。

『気が小さい男』だと。

自分をしっかり持った男は、転落しないものなのだ、と言いたいが、本当にそんな人間はいるだろうか?

いやいや、人の運命は解らないものなのだ。

転落男の清原は、もう一回立ち上がって欲しい。

遍路のたびに出たように、もう一度、旅に出よ。

弘法大師は生き方を教えてくれるだろう・