ここのところ国会議員のぶざまな姿が露呈されている。
甘利前経済再生担当大臣が、千葉県の建設会社から賄賂を受け取ったということで大臣を辞任した。甘利の秘書が千葉県の建設会社とう打ち合わせを行い、UR=都市再生機構の補償を勝ち取った。その報酬として賄賂をポケットに入れたのだ。
続いて出てきたのが、・沖縄北方領土担当相が2月9日の記者会見で、北方領土の一つである「歯舞(はぼまい)群島」を読めない場面があった。勉強不足もいいところ。
丸川珠代環境大臣は、2月12日夜、記者会見をして、東京電力福島第一原発事故への対応で、国が追加被ばく線量の長期目標として示している年間1ミリシーベルトについて、「何の科学的根拠もないのに、当時の環境大臣が決めた」などと、講演で発言したことを認め、「福島の皆様には誠に申し訳ない」と陳謝した。
高市早苗総務相は2月8日の衆院予算委員会で、放送局が政治的な公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、放送法4条違反を理由に、電波法76条に基づいて電波停止を命じる可能性に言及した。
妻・金子恵美衆院議員(37)の出産直前に、自宅で不倫したことを認め議員辞職した衆院議員。これこそ、自民党の腐りきった世界が生み出したもの。
昨年から、安倍内閣は憲法無視して、国民から大反発。それでもゴリ押しで集団的自衛権を法制化してしまった。また、沖縄の名護市辺野古の埋め立てもゴリ押しした。自民党のOBも反対するほど無定見に進めている。親分がこんな調子だから、子分も国民を舐めるのは当たり前。こんな風潮で実は自民党の中から腐り始めているのである。
自民党も長くはない。