横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

糖尿病と狭心症のため月一程度、横浜労災病院に通院していた。

総合診断のため、血液検査、超音波検査、レントゲン撮影、CT診断など、いろいろな検査・診断を受ける。

その都度、医者は何のための検査か診断か詳しい説明などされないから、ドクターの指示のままに受けるのである。

ところが、7月3日、腎臓専門医の診断を受けた時、いきなり、画像を見せられ、

「あなたは、右腎臓にがんと思われる腫瘤が見つかりました。これは良性とは思いますが、念のため摘出手術を受けることをオススメします。」と言われた。

私はその場で、手術することを了解すると、すぐにその場で、腎臓がん摘出手術の要領を印刷され、詳細に説明してくれた。

当然、同意書もサインされた。

先生の説明もわかりやすかったし、転移の可能性も少ないと言われたこともあり、特別なショックは受けなかった。

同伴していた妻は、さぞかしショックを受けたことと思う。

いよいよ、私にも、”ガンの宣告”が現実のものとなった時、戦時中の”赤紙”が届いたような気がしたのは事実だった。