横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、


今回、安倍首相が訪中した。
目的は日中国交回復50周年記念とやら。
名目はともかく、中国は今、藁をも縋り付きたいほどの苦境に立たされている。
中国のバブル経済の陰りはここ数年続いている。
いつ崩壊するのだろうかと、専門家は大変懸念している。
そんなところに、トランプ大統領の経済制裁。
関税をかけられてしまった。
この問題はそれほど長くは続かないと思われていたが、どっこい、来年の春までは続くだろう。
そこで、中国は別の手を打たなければならなくなった。
日本とは尖閣諸島の領土問題、石油採掘問題、漁業権の問題等々で衝突してきたが、今はそれどころではない。
日本と手を結ばざるを得ないのである。
これらの問題で中国は、あからさまな態度に出てきた。
日本の会社や日本料理屋に投石したり、在中日本人に攻撃したり、デモなどを先導し、相当な嫌がらせをしてきたのだ。
ところが、自分達の具合が悪くなると手のひらをかえして、これからは日中で協力して、とやって来る。モラルの低さ、この上ない。
安倍は何も言えず、握手して来たのだ。
あー、情けない。