横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

いよいよ、最終段階の疑似裁判が始まった。

場所は丸の内のビルの一室である。

私が部屋に入ると、かなり広い部屋だった。そこの中央に座っていたのが生命保険協会から頼まれた弁護士。その横に日本消費者協会から来たという50代のおばさんが座っていた。勿論、議事進行役の生命保険協会から一人来ていた。

このおばさんは消費者の側に立ち、この疑似裁判がいかにも公平であることを装っている。チューリッヒ保険からは誰も出席しない。

弁護士の話は、公平を演じて、私の訴えを聞こうとする一方、辛辣に、私を疑う質問もしてくる。約20分程度質問を受けただろうか。

その弁護士は、自分の質問は終わるが、ほかに質問がないか、参加者に問いかける。

本来、私の味方であろうあのおばさんは、「別にありません」と答えて、この疑似裁判が終わった。

私は、やはり、茶番だったと悟った。

一週間後に書面が届き、全面的に私の言い分は却下された。

時間と労力をかけさせ、うやむやにしてしまうこの生命保険協会のやり方に憤りを覚えた。

最初に、生命保険協会にコンタクトした際、相談に出てきた担当者は、さも、私の言い分は当然で、チューリッヒ保険会社のやり方は不当であるといったのは一体何だったのか。生命保険協会はここから、我々を愚弄していたのかと思うと本当に腹立たしい。

読者の皆さん、絶対にこの生命保険協会に相談すべきではない。

やるなら、裁判所に訴訟することをお勧めする。