安倍内閣は、ポーズとしての県との協議を切り上げ、土砂投入の予定を「12月14日」に変更する通知書を沖縄県に提出した。またやったかと呆れている。安倍という男はそんな男。今更驚くことはない。
辺野古の埋め立てに使う土砂は、名護市の民間港である「琉球セメント」の桟橋から搬出することも分かった。
当初、土砂の一部は沖縄本島北部の本部町で採取し、本部港(塩川地区)からの搬出を予定していたもの。しかし、町は台風による損壊などを理由に、沖縄防衛局の委託業者からの使用許可についての書類を受理しない状態が続いていた。このため政府は、自治体の許可が不要な琉球セメントの桟橋を使うことにしたのだ。
土砂は沖縄本島の北側から回り込む形で、海上で辺野古に運び込まれる。すでに辺野古の海上では、フロート(浮き具)や汚濁防止膜の設置作業が完了している。
何が何でも土砂を投入したという既成事実を作ろうとしているのだ。
その理由の背景はこうだ。
玉城デニー県知事は、来年2月に、辺野古移設の賛否を問う県民投票をよていしており、その結果、反対となれば、移設工事がストップしなければならない。その前に、もう土砂投入は済んでおり、今更この工事は引き返せないと沖縄県民に諦めさせようとしているのだ。
あくまでも、姑息で、汚い手を考えるものだと呆れてしまう。
国民はバカで、何でも自分の思うようになると奢っているのだ。
そんな事ばかりしていると国民は怒り、フランスのようになるぞ!