横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

政治屋の生き様を見るにつけ、『雉も鳴かずば撃たれまい』を思い出す。

首相にならなければ、自分の恥を晒さなくて済んだのにと思う。最も、典型的なのは、宇野宗佑という男。

当時、竹下内閣時代、リクルート事件が発覚し、竹下内閣の閣僚以下そうそうたる政治屋はその賄賂問題で辞任せざるを得なかった。たまたま、この問題に関与していなかった当時の外務大臣が首相になる羽目になってしまった。

ところが、就任間もない宇野首相自身に週刊誌報道による女性問題が発覚してしまう。この「首相の女性問題」と「リクルート事件」のため同年7月に行われた参院選で、自由民主党は獲得議席数36議席と過半数を割り込み、結党以来の惨敗を喫した。

宇野宗佑はこうして転落してしまった。首相就任して2ヶ月以内に辞任せざるを得なくなった。短命首相の新記録だそうだ。

私は、この度の菅首相にも同じようなことが起きるのではないかと思う。

菅の場合は、流石に女性問題ではないであろうが、そもそも、その実力のない人間は何かの問題で打ち落とされるのだと思う。

私が見る菅の問題点は次の通りである。

安倍政権を8年間支えたと言っても、そんな安倍のやり方に国民は愛想をつかしたのではないか。すなわち、菅のやり方にノーを突きつけたのだ。菅に対して、国民は苦学して、とか、努力の人だとかマスコミが囃し立てたことで、錯覚してしまったのだ。しかし、直ぐにバガの皮が剥がされるであろう。

また、菅は官僚達を上手く脅したりして、手懐けたのだ。これも何処かで崩壊するであろう。菅は何よりも説明下手。彼のビジョンや哲学が見えてこない。菅の話を聞きたいとは思えないことが何よりも最悪。

しかし、私はキジが撃たれることを期待している訳ではない。このキジが撃たれない方法がある。すなわち、ガンジーのように生きること。自分の欲得は一切考えず、ひたすらに、人々のために闘って頂きたい。さすれば、キジは撃たれない。国民が守るからだ。

菅は、日本学術会議が推薦した6人を素直に認定すればいいのだ。自分の非は直ぐに誤ればいいのだ。

誤れば、菅の素直さを国民は讃えるのだ。

決して、安倍の生き方は取らないこと。それが私の願うこと

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