横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

我々の知らない間に、状況は悪化の一方。ロシア孤立化のため、欧米諸国は圧力をかけ続けている。その一環として日本も、手を貸している。まさに、日本が大東亜共栄圏という意識で満州の侵略した時と同じ。その時の、欧米諸国の対応は石油ルートを押さえて、日本経済の息の根を止めようとしたのだ。そのため、日本は満州だけではなく、東南アジアの台湾、フィリピン、タイ、シンガポールまで侵略するしかなかった。この時は、日本軍の暴走で、日本の政治家は日本軍の暴走を止めることはできなかった。日本軍は、ドイツ、イタリアと日独伊三国同盟へと突き進んでいった。
今のロシアが中国と手を結ぼうとしているのと同じである。日独伊の三国同盟が機能しなくなったように、ロシアと中国が同盟を結ぶことなどできない。中国自身、ロシアを助ける余裕などない。習近平に敵対する人間に囲まれた状況、国民を力で押さえ込んでいる状況である。今の中国の狙いは、死にかけているロシアから何んでも掠め取ろうとしちるだけ。あたかも、ロシアの同盟国のような顔をして、ロシアと欧米諸国の間に入り、うまく立ち回ろうとしているだけ。ロシアのために動こうなどという考えなどさらさら無い。
丁度、第二次世界大戦の際のロシアが取った態度である。終戦時にハンガリー、ブルガリア、ユーゴスラビアなどの東ヨーロッパ、また、ポーランドやバルト三国などの北ヨーロッパ諸国、それにカラフトまで取って行ったのだ。
それでは、中国はどこの地域を掠め取るのか?
まず、台湾、カラフト、チェチェン、キルギス、アゼルバイジャンなどのシルクロード諸国などである。台湾は別として、他の地域は資源諸国である。
欧米諸国は、この中国の狙いは当然知っている。
そんな状況下で、日本の岸田はウクライナに入ったのだ。岸田の狙いは、5月に広島で開催されるG7会議を成功させるため。
他の欧米諸国の政治家は、対ロシア、対中国への対応を考えているのに、G7のせいこうのため?それはあまりにレベルの低い話では無いか?また、ウクライナに入る入り方がバイデンがやった方法。即ち、アメリカ指導、圧力で行ったとしか考えられない。お粗末な話。
これは、日本が戦争は絶対にやらないというお題目のため、世の中の政治家たちとは現実の政治状況の把握能力が極端に低い。
日本が戦争をしないという強い意識が本当にあるのなら、お題目でなく、独自のアプローチをすべき。ポーズだけの政治家はすぐに化けの皮は剥がされる。

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