新型コロナウィルスの感染スピードがますます上がってきた。
東京都の昨日の感染者数が180人を越えた。
そのために、緊急事態宣言を発令したのに、昨日の小池東京都知事との会見で、休業要請の対象範囲が広過ぎると安倍内閣は苦情を出してきた。
百貨店や理容店及びホームセンターはこの対象範囲から外すべきだと言うのだ。
呆れたことに小池知事との話にはパチンコ店も飲み屋も対象外にしようと言ったそうな。
安部首相の先日の国民に向けた説明では、人と人の接触を7割、8割減らしてくれ、そうすれば、感染が抑えられると言ったのに、自らそれを否定する態度で、小池知事に迫ったのだ。
また、愛知県や京都府が、自分達も緊急事態宣言の対象地域に加えてくれと申請すると、その必要はないと却下した。
安倍首相の最大の関心事は、実は新型コロナの蔓延より、財政破綻をさせたくないということなのだ。
人は多く死んでしまったが、幸いにも国は生き残ったのだ、と言いたいのであろう。そもそも、安倍首相の頭には国民は貧しき人のことではなく、自分を含めた一部の裕福層のことだと考えているのであろう。
当然、一般国民の関心事とは全く違うのである。
もはや、安倍は首相の資格は無いのだ。一般国民の命を守ることができない人は、我々一般国民の首相であってはならないのだ。
財政は、この新型コロナの問題が解決した後で、一般国民が一丸となって再建すればいいのだ。
こんな理屈がどうしてわからないのだろうか?
本当に不思議としか思えない。
因みに、この新型コロナが蔓延している26か国でアンケートしたところ、大統領・首相の中で国民から最も信頼されているのはオーストリアだったそうな。
因みに、安倍首相は25位だったと言う。
支持率は25%以下だったそうな。