横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

土曜日、日曜日の午後は沙耶香(2才)の時間。

お母さんにニンジンを細く切ってもらい、ビニ-ルに入れて小学校に出掛ける。
うさぎに餌をやりに行くのである。
この時の沙耶香の表情は生き生きしていて、実に楽しそう。
先週の日曜日は静香(10才)も一緒に三人で出掛けた。
静香はテニスラケットをもっている。
沙耶香はいつものようにニンジンを持っている。
郷(8才)は、この日はサッカ-の遠征試合で居ない。

沙耶香が近付くと、うさぎは喜んで跳んで来る。
そのうさぎ達に沙耶香は一本一本ニンジンをやる。
うさぎのニンジンをかじる様子と、自分の手に感じる手ごたいが何とも言えないのであろう。
ニンジン・タイムが終わると、あとは気ままに運動場で遊ぶ。
靴を脱いで靴下のままで走り回ったり、鉄棒にぶら下がったり、水道のところで水遊びしたり。
一方、私と静香はテニスで遊ぶ。
小一時間遊んだ後、沙耶香に、
「帰るぞ-」
と、呼び掛ける。
すると沙耶香から、
「今度はクリスマスに登ろうよ」
と、返って来た。
私と静香はポカンとしたまま、顔を見合わせた。
運動場の中でクリスマスに関係のあるもので、しかも、登るもの。

沙耶香は駆け始めた。向かうはジャングルジム。
私はハタッと考えた。
「なぜ、沙耶香はジャングルジムのことをクリスマスと間違えたのだろうか?」

これは皆さんでユックリお考え下さい。
正解は下をご覧ください。