横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

みなさん、お元気でしょうか?
こちらは夏を迎えて2週間目となりますが、ここ数日暑い日が続き、先日は気温48度をマークしました。
部屋の中は常にサウナ状態です。
毎日滝のように汗をかいております。
最近モロッコ人を観察して思ったのですが、熱い土地だからといって暑さに強いわけではなく、
彼らも暑さに弱いということがわかり、ここ数日の熱さは耐え難いもののようです。

さて、モロッコのワルザザートに来てもうすぐ2ヶ月が過ぎようとしております。
すっかりワルザザートでの生活にも慣れ、毎日楽しく過ごしております。
こちらの町はほんとうに穏やかです。

おバカもたまにいますが、いい人が多いです。
家の近所の人、職場の人、職場近くの別の機関の人などなど幸い、良い友人・知人に恵まれたおかげで、ホントによく助けてもらっています。
友人・知人の存在に感謝せずにはいられない毎日です。

こちらに来て思ったのが、意外と健康や美容に気を使っている人が多いことです。
早朝にウォーキングをしたり、ジョギングしたり、サイクリングをしたりする人をよく見かけます。
私もできるだけ最近は運動で体を動かすよう心がけています。
ジムでエアロビをやっている人もけっこういます。

また食事にも気を使っているようです。
野菜、魚を中心に食事をとる人がけっこういたので驚きでした。
私も、ワルザザートに来てから肉中心から野菜中心の生活に変わりました。
おかげで体の調子もよくなりました。
こちらは海がないので、海産物は入ってこないと思われるでしょうが、実は週に2回、
アガディールからの海産物を特定の市場で入手できるので、私も利用しています。

さて、モロッコのどの町でも、1度は言われるであろう“chinois!”のヤジについて一言。

こちらワルザザートは、幸いほとんどないのですが、まともな姿勢で対抗しないのがいいと思います。
バカな奴をまともに相手するのではなく、こちらがおバカになるのをおすすめします。
おどけて”アチョーッ“、”ニ~ハァオ~“ってやってみせたり、とび蹴りをしてみるとか相手の意表をつくと効果的です。
バカな奴または子供にたいしては、このほうが自らを日本人と訂正するよりも、かえって安全で効果的と言えるでしょう。
というのも以前1度だけ、
”chinois……..”
とぶつぶつ唱える少年に執拗に職場近くから中心街まで執拗に追っかけられたことがあります。
こちらはアラビア語で“中国人じゃない!“と訂正したにも関わらず、ずっと自転車で追っかけられました。
きっと中国人に見えた私が彼を自転車で追い越したのがよほど悔しかったのでしょう。。。
案の定彼の顔は怨念に満ちておりました。
あまりに執拗なので、中心街のとある店に自転車を止めました。
それでもしつこく私の顔を見て、路上から
”chinois……..”

やはり怨念に満ちた表情でぶつぶつ唱えていたので、私は思わず本能的に中指を立ててしまいました。
すると、少年は逃げていきました。
この1件をきっかけに私は、まともに相手にするのではなく、相手の意表をつくのがいいのではと思うようになったのです。
なので、もし“chinois!”攻撃で苦しんでいる方いらっしゃいましたら、ぜひこのプラス思考的行動を1度試してみるといいかもしれませんよ。
それでは!