横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

以前から安倍内閣のやり方には、我慢できないことが一杯あったが、この度の組閣も呆れたものだ。

この男には常識の欠片もなさそうだ。

ここ2年の間、”もりかけ”問題で国会は大紛糾。

“もり”とは森友学園問題。安倍の支援者だった籠池夫妻が森友学園を作るため国有地を安く払い下げてもらった話。この話に安倍首相の奥さんが口利きしたのではないかと疑惑をもたれた。

それだけではない。国会で安倍は、万が一、自分や家内がそんなことにかかわっていたら首相もやめるし、政治家をやめると公言してしまった。

これにかかわった役人たちもう大変。彼らは拵託して便宜を図り、この国有地を格安で払い下げていたのだ。国会で資料提出を要求されるとその書類の改竄まで平気でやってしまったのだ。やったのは佐川というおじさん。財務相の高いポジションのおじさんだったのだ。

にもかかわらず、財務大臣のあの口の品曲がった麻生はその佐川を擁護してしまったのだ。

この事から見ても安倍の奥さんが関与したのは明らか。

もう一つは、”かけ”問題。これか安倍の学生時代からの友人で加計というおじさんが愛媛県の今治市に加計学園獣医学部を新設する話。この話は安倍が部下を使い強引に文部省を動かし便宜を図ったようだ。そのために文部省内で公文書の改竄したようなのだ。

本来なら、普通の政治家なら、ごめんなさいと謝って身を引くのが当たり前の話。

ところが、安倍は違う。そんじょそこらの政治家とは訳が違うのだ。

この9月の自民党総裁選で3期目の当選すると、その組閣にこの2~3年の間に金の問題や発言の問題、疑惑などで辞職した連中を大臣や副大臣及び党の重要ポストに起用したのだ。

この組閣に対し各メディアはアンケートを行っている。そのすべてが組閣に対して納得いかないという意見の国民が大半を占めている。あの安倍派で知られる読売新聞すら同じ結論なのだ。

これに対し自民党の政治家だけは未だに声を上げないのだ。