横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

TBSラジオの番組『荒川強啓デイ・キャッチ!』は3月29日で終了した。

この番組は面白いのでよく聞いてきた。中でも金曜日の宮台真司の話は実に面白かった。歯に絹被せぬ表現なんてものじゃあない。

『あのけつ舐め役人』とか、『あいつはクソ野郎』だと激しくなじる。

しかし、視点は面白いし、よく勉強してるなと思って彼のコメントを聞いていた。

番組終了最後の日の29日には日本を駄目にした奴らと酷評した。

勿論、駄目にしたのは安倍政権。『嘘つきやろう』と日頃から彼のことはケチョンケチョンである。

しかし、この日は安倍首相ではなく、日本の官僚のことである。

もともと、彼は日本の官僚のことはいいことを言っていないし、それこそ『あのけつ舐め役人』である。

しかし、彼は言う。それでも昔の官僚は少しは良かったという。まだ骨があり、日本んお将来を憂えて、色々なことを試みたという。それこそ、企業単位でアメリカに勝つことはできないが、そのためには国で企業をリードしていっていたという。それが今は、展望もないし、夢もない。日本国の将来を憂えているのではなく、自分の将来を憂えているのだ。

その原因は社会の事情が変わってきたからだという。昔の官僚は貧乏上がりのものも多く、まだ、純粋だったというのだ。ところが、今は、金持ちの息子や娘が塾に通い、東大に入ってくるのだと言う。そんな奴らに強い意志などありはしない。

頭だけはいいから、結果が悪くなった時は平気で各省の中で、改ざんやごまかしをやっていると言う。国民に正直に話すことなどありはしない。

そして、バカな政治家に適当に説明し、その場を繕っていると言うのである。

忖度(そんたく)もその一つである。首相の言ったことを守るための改ざんをしたり、資料隠しや廃棄を簡単にしてしまう。

立派な政治家なら、そんな役人の本質をすぐに見破り、処分をするのだが、勉強しない政治家は、役人の書いた原稿をそのまま読むと言った体たらく。

頭だけはいいが、これではアメリカや中国の素晴らしい頭脳には勝てないと言う。

そして、結局、日本はこのまま沈んでいくのだと断言した。

ただ、この現状打破には、やはり、こんな役人を生む教育のあり方を見直す必要があると言う。

悲しいかな、こんな『けつ舐め役人』の計画する教育システムが果たしていいものかどうか、「分かんねぇ」