ひろさちやの世界
2013年12月13日
ひろさちやの世界
寒苦鳥の教訓
寒苦鳥はインドのヒマラヤに棲むという。 仏典によく出てくる想像上の鳥である。 この寒苦鳥は巣作りをしない。 ヒマラヤの寒い冬の夜を、寒苦鳥の夫婦はお互いに抱き合って 震えて過ごすのだ。 「ああ、寒い。死にそうに寒い。立派…
2013年12月13日
ひろさちやの世界
閻魔大王の役割
閻魔大王はインド出身。 インドの神話にヤマというのがいて、このヤマは死者第一号であった。 ヤマは天界に行き、そこに緑の楽園を発見した。 彼は楽園の発見者であるから、領土宣言をして楽園の王となった。 つまり、ヤマは死者の国…
2013年12月13日
ひろさちやの世界
「南無三」
「ナマス・テー」はインド人のあいさつで、 「おはよう」、「こんにちは」、「さよなら」である。 “ナマス”というのはヒンディー語で「敬礼します」の意。 “テー”というのは「あなた」であるから、「あなたに敬礼します」というこ…
2013年12月13日
ひろさちやの世界
山を動かす奇跡
マホメットにこんな伝説がある。 彼は、山を動かすという奇跡をやってみせると公言した。 その奇跡を見んものと、大勢の人が彼の指定した時間に、その場にやって来た。 大勢の見物人を前に、いよいよマホメットが奇跡を演ずる。 彼は…