ひろさちやの世界
2013年12月14日
ひろさちやの世界
裁きは神にまかせる
野村胡堂の「銭形平次捕物控」には、銭形平次親分が犯人を知っていながら、わざとお目こぼしをしてやる場面がある。 殺された方が、よほどの悪人で、犯人に同情の余地のある場合である。 「花見の仇討」もその一つだ。 平次は子分の八…
2013年12月14日
ひろさちやの世界
東大寺の大仏
仏様にはいろんな仏があり、我々にはちょっと解りづらい。 そもそも、仏様は悟りを開き、解脱した人という意味があり、身近には4人の如来がいる。 大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来、薬師如来がいる。 観音菩薩、地蔵菩薩などの菩薩は…
2013年12月14日
ひろさちやの世界
手のひらいっぱいの塩
ある朝、釈迦は比丘(びく:修行僧)に説法した。 「世の中には、悪行の報いで死後、地獄に堕ちる者がいる。 しかし、同じ悪行をしても積んだにもかかわらず、地獄に落ちない者もいる。 いったいこの差は、どうして生ずるのか?」&n…
2013年12月13日
ひろさちやの世界
インドの裸の王様
アンデルセンの裸の王様の話はなかなか面白い。 詐欺師が王様に金襴の着物を作って差し上げると言う。 とても軽い着物で、この着物は善人には 見えるが、悪人には見えないという代物である。 そう言われると、王様はじめ家臣たちは、…