横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

私は最近何故か、臨死体験と転生、即ち、生まれ変わりに興味を持っている。

先日、たまたま、Netflixでこれらをテーマにしたドキュメンタリーを見たことがきっかけである。

昔は、これらのテーマはせいぜい本を読むしかなかったが、時代が変わり、ネットで全世界の出来事を自由に見ることができる現在、各国で何が起きているか一目瞭然の状態である。

私が見た臨死体験の一例は、アメリカの女医さんが、趣味で、ラフティングをしていた際、滝から落ちて、一命を落とした話であった。

死んだ自分は花畑に居て、そこに、何年か前に死んだ自分のお婆さんんとおじさんの二人が迎えに来てくれたと言う。そして、お婆さんは、まだ、来るのは早過ぎるから、戻れと言われて、息を吹き返したと言うのだ。

後で知った話だが、自分の心臓が止まり、脳波も止まって、正に死んだはずの人間が1時間後に息を吹き返したのだ。

臨死体験を経験した人は花畑や小川などを記憶している場合が多く、そこには、何故か暖かい愛情を感じたと言う人が多い。

科学者の分析によると、脳が死ぬ時、脳が感じる共同幻想ではないかというが、これも根拠がない。

私は、このドキュメントを見て気がついたことだが、昔は、死んだら、霊が体から離れると行っていたが、今は例の代わりに意識という言葉が使われるようになっている。

すなわち、意識自身は感じたり、考える力があると言うことらしい。

臨死体験のもう一つの例をあげよう。

バージニア大学名誉教授で精神科医のブルース・グレイソンは、何十年にもわたり、臨死体験について人々と対話を重ねてきた。この先生が一例をあげたのだが、死んだ人は死後、意識が自分の体を離れ、手術室の光景を詳しく話した例を説明してくれた。

その人は、自分の手術に立ち会った医者の数やそれぞれの医者の会話なども克明に話したのだ。最も驚きは、その手術に使われた、手術器具を説明したのだ。一般の人では到底知らない器具の名前までも言い当てたのだ。日頃はその器具は手術器具の棚に置いてあるもので特別な手術にしか使わないと言う。

その事実だけでも臨死体験の現実性を説明できるとブルース・グレイソン教授は説明する。

次は転生、即ち、生まれ変わりの記録を説明しよう。

これも二例を紹介している。

生まれ変わりはせいぜい2〜3歳までに、子供の口から出てくると言う。

ある日突然、自分は、母親に、元の父親の話を始めたと言う。あまりにも話す内容が具体的なので、バージニア大学の小児精神科医のジム・タッカー教授を尋ねる。

ジム・タッカー教授はその子の言っている、元のお父さんを調べあげ、彼が住んでいた家や近所の公園などの写真を撮ってその子に見せる。当然、見せる写真は該当しない写真と一緒に見せる。その結果、その子が選んだ写真は全て、生まれ変わりに関連の物ばかり。このことで、生まれ変わりを否定することの方が難しい。

もう一例は、自分が昔パイロットで、戦争で撃たれ、撃墜されたと言う。その兵隊の名前もはっきりしている。ただし、インターネットで調べても出てこない人物だった。そこで、その少年の父親は空軍に言って、その名前を調べると、その名前を見つけることができた。その少年はそれだけではなく、その少年の都市では到底知らない飛行機の知識を持っていたことも不思議なことだった。その少年は少年は16〜17歳になってもそのことで悩んでいるため、実際に死んだパイロットの妹に会う。その妹はもう90歳以上になっていたが、昔のことを思い出し、生まれ変わりのその少年と本当の兄妹のように話をした。その画像を見ていると、本当に生まれ変わりはあるんだなと思う。

この話は、硫黄島からの手紙という映画のとして描かれている。その時のパイロットが、ここで紹介したパイロットである。

私は、臨死体験や転生の画像を見ながら、死後の世界はあるんだなと実感している。それは意識というもので繋がっているのだ。

このドキュメンタリで出てくる説明の中に、我々が感じる予感というものは、どこか、別の世界から来るものだ。それは、死後の世界の意識が、我々を助けるために、送ってくる忠告のように思える。

 

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