横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

昨夜は少し遅くなって、帰宅は9時半過ぎ。

既にみんなの食事は済んで、郷と沙耶香は寝ていた。

私は食事を済ませ、一休みして12時前に風呂に入った。

私が風呂に入っていると、お母さんに起こされた郷が寝ぼけ顔で入って来た。

郷はシャワ-を浴びながらジ-ッとしているので私が石鹸で体を洗ってやった。

郷の体を触った途端、体の堅さに驚いた。

足、肩、背中にはたくましい筋肉がついているのだ。

水泳、サッカ-をやって鍛えた体は私が想像していた以上に発達していた。

続いて静香も入って来た。

洗い場が狭すぎて郷と静香と私が立つと何もできない程に二人とも大きくなっていたのに驚いた。

そこに3人目の沙耶香が入って来た。目を閉じたまま立っている。

『おお、こんな体だったんだ。郷と静香も、7年前は。』

毎日の僅かの変化には気付かないが、ある日のちょっとした瞬間に大きな変化が起きていることに気付く。

体の変化同様、彼等の心の変化、意識の変化も生じているんだろうなと、湯に沈み、沙耶香を抱きながらつくづくと感じた。

いつの間に?時の流れに気づいた瞬間、私は幸せな気分にひたるのである。

そして、明日も頑張ろうと。