横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

先月の21日深夜、UFOが横浜若葉台を襲って来た。

我々が寝静まった真夜中、私は何かの音で目を覚ました。
ゴ-ッという方角を窓から見ると一機のジェット機であった。
暗い夜の空を若葉台に向かって飛んで来たのである。
何故かしばらくジッと見ているとUFOの母艦が静かに姿を現して来た。

私は、慌てて横に寝ていた郷と静香を起こした。
二人とも目をこすりながらジッとその光景を声も出さず見つめていた。
すると、突然、UFOはそのジェット機めがけて光線を発射。
そのジェット機は我々の目の前で真っ赤な光を発して爆発してしまった。

我々は恐怖のあまり声もでない。
動くこともできない。
そうしているうちに、UFOは我が家の方角に向かって、光線を発して来た。
どうも、下の家に命中したらしい。
ガンガンといって壁が落ちている。
もう、生きた心地はしなかった。
ア-ァ、もう駄目だと思った瞬間、目が覚めた。

私の横には沙耶香が寝転がっていて、その沙耶香が私の掛けているメガネに人差し指でトントンと打っていたのである。

もう少し状況を説明すると、21日、日曜日の朝食を済ませると、
外は雨だし沙耶香も静香も鼻風邪を引いているので、今日はゆっくりと休もうということになり、

そのまま、スヤスヤと寝入ってしまったというわけである

夢は不思議なもので、沙耶香のトントンでUFOが出て来てしまった。

後で、郷と静香にUFOを見たかと尋ねたら、キョトンとしていた。